ユーザ様から「睡眠記録を開始したときに発する通知音を消したい」というお問い合わせを何度か頂きます。ここではFAQとして、通知音を消す方法をご紹介します。
熟睡アラームがバックグラウンド動作(後述)を開始すると、通知でお知らせします。デバイスの設定によってはこのタイミングで通知音が鳴ります(またはバイブします)。
通知の音やバイブを消すには、OS側で設定を変更します。
- iOSの「設定」アプリから「通知」を開きます。
- 一覧から熟睡アラームを選び、「サウンド」のスイッチOFFにしてください。
しかしちょっと待ってください! この通知は、本来は出ないはずなのです。
基本操作のおさらい
以前のブログにも書きましたが、iOS版熟睡アラームの基本操作は、
- 起きたい時刻のアラームをONにする
- 〔おやすみ〕ボタンをタップする
- デバイスを伏せて枕元に置く
です。この基本操作で通知が出ることはありません。
〔おやすみ〕ボタンを押したらそのままデバイスを伏せるというのが大切で、
- 熟睡アラームを閉じたり(★)
- 他のアプリを開いたり(★)
- デバイスをスリープにする(★)
にすることは避けていただきたいのです。
ここからが本題!
では、〔おやすみ〕ボタンを押した後に★の操作を行うとどうなるか?
アプリは自動でバックグラウンドで動作するモードに変わります。つまり、ここで通知が出ます。
「バックグラウンドで動くならアプリを閉じてもいいじゃないか」と思うかもしれませんが、OSの仕様上バックグラウンドでアプリが動作し続ける保証がありません。
起きる時刻まで熟睡アラームがバックグラウンドで動き続けてくれればいいのですが、運悪くOSによって強制終了されてしまうとアラームが鳴らない事態になってしまうのです。
なら、何のためにバックグラウンド動作があるのか?
それは、眠っている間に、意図せずに電源ボタンが押されてスリープ状態になってしまった、という状況を救出するための応急措置です。
あくまで応急措置なので、バックグラウンド動作は過信しない方がよいです。
もし★の操作を行ったらどうする?
OSによってアプリが強制終了される条件やタイミングは不明です。少なくとも、★の操作を行った直後ではないと思います。
ですので意図して★の操作を行ったとしても、熟睡アラームを開きなおしていただければ問題ありません。